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タバコの成分と依存症

タバコには4000種類以上の化学物質があり、そのうち200種類以上が人体に有害だとわかっています。
 ではどうして、そのようなものを喫煙者は吸うのでしょうか。ここではタバコに含まれる成分、およびその成分がどのような効果をもたらすのかについてまとめていきます。

 

〔タバコの煙に含まれる成分〕
タバコの問題を取り上げる場合、その煙に含まれる物質について見ていく方が良いでしょう。
その煙草の煙の最大要素は、
  
 ・ニコチン
アルカロイドの一種
その作用は食用抑制、一部の筋肉の弛緩によるリラックス効果、摂取時の集中力の向上、脳内の神経伝達物質に作用することドーパミンの増加して快感を得るということがあります。
 しかし、その効果には依存性があり、血液中のニコチン濃度が下がると苛つき・集中力の欠如・不眠といった負の作用をもたらす。
 非常に毒が強く、タバコ1,2本分の毒で子供は死にます。けれども喫煙で摂取するニコチンは少量なので即死はしません。
   
 ・タール
 ニコチン以外の様々な化学物質が含んだ総称
 その中には、多くの発ガン性物質が含まれている。
   

 ・一酸化炭素
 血液中のヘモグロビンと結びついて一酸化炭素ヘモグロビンとなり血液の酸素運搬能力を阻害する。
 呼気中の一酸化炭素濃度を喫煙者と非喫煙者とで比べると数十倍も違う。

 このうち、タバコの禁煙を妨げる大きな要因はニコチンのもつ依存性です。


〔ニコチン依存症〕
ニコチン依存症は、禁煙時に離脱症状をもたらし、
 
・煙草を吸いたいという欲求
・頭痛
・イライラ
・倦怠感
・不眠
・集中力の欠如
 
という症状がでます。喫煙から30分~40分で血液中のニコチン濃度の分解され半減します。そこでニコチンを求めるようになるのです。
 また、朝起きたらまず一服という人もいますが、それは睡眠時に血液中のニコチン濃度が大きく下がってしまったが為に、禁断症状を引き起こしているからです。

 

〔主流煙と副流煙〕

 タバコで禁煙問題になっているのは副流煙による受動喫煙です。
 何故問題になっているかというと、タバコに含まれる有害物質が主流煙に比べおよそ二倍から百数十倍も含まれているからです。

 

タバコの煙に含まれる有害物質

 発ガン性物質         主流煙に対する副流煙の含有割合
 ベンゾ(a)ピレン        3.4倍
 ジメチルニトロソアミン     19~129倍
 メチルエチルニトロソアミン  5~25倍
 ジエチルニトロソアミン    2~56倍
 ニトロゾピロリジン       9~76倍
   等々

 

そのほかの有害物質
 タール(総称)         3.4倍
 ニコチン           2.8倍
 アンモニア           46倍
 一酸化炭素          4.7倍
 二酸化炭素          1.3倍
   等々

  

これらの物質は、喫煙習慣を続けていくと確実に体をむしばむ危険な物質ばかりです。
ましてや、副流煙にはその毒性が何倍も含まれていることを考えると。喫煙という行為自体は百害あって一利なしという言葉がもっともふさわしいものではないでしょうか。