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禁煙をしたいけれど、ひとりではなかなか難しい。
そんなときは専門家の協力を仰ぐことが必要でしょう。では専門家とは誰かというと、「禁煙外来」を行っている病院にいるはずです。
ここでは、その「禁煙外来」とはいかなるものか、そして、そこではどのような治療を受けられるのかについて見ていきましょう。


 〔禁煙外来とは〕
 禁煙外来は、禁煙のための治療を行っている内科、呼吸器科等喫煙に関係した分野の診療科目を設けている病院・医院です。
 重度のニコチン依存症になれば、治療は保険の適応範囲となりますが、自費で行う場合も初回で7千円から8千円、その次は5千円未満で受診することができます。
 
 では実際にどのような治療を行うかというと次のような流れになります。

 

治療の条件の確認
 ・禁煙の意思
 ・ニコチン依存症であること
 ・1日の喫煙本数に喫煙年数をかけたものが200以上になること
 ・治療を受けることに同意すること

 以上は保険診療の範囲となります。


喫煙状況の把握
  質問によるニコチン依存度の計測

   ↓

 ◇治療
 ・身長・体重・血圧の測定
 ・診察
 ・呼吸の中の一酸化炭素濃度の測定
 ・禁煙に関するアドバイス
 ・ニコチン製剤(ニコチンパットやニコチンガム)の処方


 そして治療を初回、2週間後、4週間後、8週間後、12週間後と一定の期間で行うことで、禁煙をそのときの状況に応じてサポートしていくことが出来ます。
 
 〔禁煙外来のメリット〕
 禁煙外来での治療は、自分一人だけで禁煙を行うことに比べ多くのメリットがあります。
 
 ・禁煙理由を明確にできる。
  ただ、健康になるというだけではなく、医師の診察で現在の体の状況を把握して喫煙がどのような影響を与えているのか。また、これから与えていくのかを確認することで、よりはっきりとした禁煙の動機付けができる。
 

 ・禁煙開始日を決める。
  物事において、これからやろうという決意ほど当てにならないものはありません。それが、禁煙外来ではっきりと今日・明日から禁煙を始めるということ決めることが出来、そうしなければならない心理的な制約を課すことが出来ます。
 

再喫煙の誘惑におけるアドバイス
 禁断症状が出てくると、たばこに手を伸ばしてしまいそうになります。そこをどのように対処していけばいいのか。経験と知識で的確なアドバイスをもらえます。

ニコチン代替療法
 ニコチンパッチ、ニコチンガムによってニコチン摂取量を徐々に減らしていくという方法は、より禁断症状の軽減が望めます。その結果、無理なく禁煙が出来るようになります。

禁煙の効果の自覚

禁煙でどのような効果がもたらされているのか。それを自覚するには、医師による診断が一番確実です。定期的な治療は、正常な状態を取り戻しつつある体の状態を確かめることが出来る良い方法です。

  
 ★日本での喫煙率というのは年々減少していく一方、未だ喫煙を続けている人は大勢います。
  そして、喫煙者には禁煙になんどもチャレンジをして、そのたびに挫折を繰り返しているという人もまた大勢います。
  その状況に禁煙外来を設ける病院・医院が増えています。
  もちろん、内科などの診療科目の中に位置づけられるものではありますが、より禁煙をしやすくなっているといえるのではないでしょうか。

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